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おうちへ訪問診療、心もぽかぽか:未来のドクターたちと学んだ一週間
おはようございます。
今週は、聖マリアンナ医科大学の学生さんたちと一緒に、外来見学や訪問診療の実習を行いました。
私自身、学生と過ごすこの時間がとても好きで、初心を思い出す貴重な一週間になりました。
未来のドクターたちとの出会い
学生さんたちは、最初は緊張しつつも、患者さんやご家族との関わりの中でどんどん表情が柔らかくなり、学びを楽しんでいる様子が印象的でした。
特に訪問診療では、「暮らしの中にある医療」を肌で感じてもらう機会となりました。
「訪問診療ってどうやって始まるんですか?」
学生さんから、こんな質問がありました。
「訪問診療って、どうやって始まるんですか?」
とても良い質問です!
訪問診療は、病気や体調の変化によって通院が難しくなった方が、住み慣れたご自宅で安心して医療を受けられるようにする仕組みです。
私たちのクリニックでは、以下のようなルートからご依頼をいただいています。
- 患者さんご本人やご家族からのご相談
- 病院の退院支援室からの紹介
- 地域包括支援センター、ケアマネージャーさんからの依頼
- 訪問看護ステーションからのご相談
まずは当法人の医療相談員が、生活環境や病状を確認し、どのような医療提供が必要か、どんな目標で支えていくかを一緒に考えていきます。
医療がその人の「人生」に寄り添う
訪問診療では、「治す」ことよりも、「その人がその人らしく生きること」を支える医療が求められます。
病室ではなく、自宅の畳の部屋で、ご家族の笑顔や思い出の写真に囲まれながら行う診療。
そこには、医師としての原点や、人と人とのつながりがしっかりと息づいています。
学生さんたちにエールを込めて
今回の学生さんたちは、とても素直で、思いやりにあふれた方々ばかりでした。
この経験が、彼らの医師人生の中で灯りとなることを願っています。
地域医療に興味を持ち、患者さんの「生き方」を支える医師がこれから増えていくことは、私たちにとっても希望です。
春に向けたお知らせ
ここのところ天気も良く、花粉症や皮膚のかゆみなどの相談が増えてきました。
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。インフルエンザやアレルギーの情報も随時ブログで発信していきます。
参考リンク
より詳しく知りたい方はこちらもご覧ください:
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも地域の皆さんと一緒に、笑顔あふれる医療を届けていきたいと思います。
桜🌸もう少しもってほしいですね!
来週末くらいが満開になるでしょうか???
医療法人社団はやぶさ
理事長 水上潤哉