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【体調に注意して冬を乗り切ろう、長引く咳と肺炎】
本日も10時の開店から、内科、皮膚科の診療を行なっております。
1. 寒い冬、体調管理が大切な理由
寒い日が続いていますね。冬は体温が下がり免疫力が低下しやすい季節。
ウイルスや細菌が活発になり、感染症が広がりやすくなります。皆さんは体調管理、しっかりできていますか?
そんな中、今年は例年よりも「りんご病」が都内で流行しているとの情報が!今回はりんご病の特徴と対策について解説します。
2. りんご病ってどんな病気?
「りんご病」という名前を聞いたことはありますか?正式には「伝染性紅斑」と呼ばれ、パルボウイルスB19というウイルスが原因です。
主な症状は以下の通りです:
•頬が真っ赤になり、まるでりんごのような見た目
•軽い発熱や倦怠感
•手足にレース状の発疹が現れることも
症状は2週間ほどで自然に治まることが多いですが、大人の場合は関節痛が起こることも。妊婦さんの場合、赤ちゃんに影響する可能性があるため注意が必要です。
子どもたちは元気そうに見えても感染力は高いので、学校や幼稚園などでの集団感染に注意してくださいね。
3. 「りんご病かな?」と思ったらどうする?
発疹が出始めるころには感染力はほとんどありません。しかし、初期症状ではウイルスを広げやすいので、発熱や咳がある場合は無理をせず早めに医療機関で相談してください。
一方で、長引く発熱や咳が続く場合は、肺炎の可能性もあります。
昨日、内科外来を臨時で担当した際、1週間以上続く発熱や咳の方が多く、レントゲン検査で肺炎を確認するケースが目立ちました。早めの受診が大切です。
4. 懐かしい再会と感じた「診療のあたたかさ」
昨日は急遽、担当医が欠勤となり、私が内科外来を担当しました。
久しぶりにお会いする患者さんが多く、昔の思い出話や近況報告に花が咲きました。
ある患者さんは「先生、ブログいつも読んでいます!」と声をかけてくれたり、別の方からは「孫が大きくなってもう大学生ですよ」と聞いたり…診療の中にも、あたたかな人の繋がりを感じた一日でした。
5. 肺炎が多発!1週間以上の発熱や咳に注意
診療中、気になったのは肺炎を起こしている方の多さです。
特に長引く咳や発熱がある場合、自己判断で放置せず、医療機関でレントゲン検査を受けることをお勧めします。
感染症が流行するこの時期、早期発見・早期治療が何よりも重要です。元気な体で年末年始を迎えるためにも、無理をせず医療の力を借りましょう。
6. おわりに:寒さに負けず元気に過ごそう!
寒い季節は感染症が流行しやすいですが、体調管理と早めの受診で乗り越えることができます。
「りんご病」や「肺炎」を知っておくことで、大切な人への予防策にもつながります。
健康第一で、皆さんが笑顔で冬を過ごせますように!何か心配なことがあれば、ぜひ気軽にクリニックへご相談ください。
体調に気をつけながら、暖かいお茶でも飲んでほっと一息ついてくださいね!
あちゃーおちゃー玄米茶、がわかる世代は近い年齢の方ですね。4:40-
院長 水上潤哉