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熱中症に御用心!🥵
大変忙しくしており、久しぶりの投稿になってしまいまして申し訳ございません。
おはようございます。
毎日うだるような暑さですね。
日中は30度を超える日が続き、熱中症のリスクも高まっています。
昨日は一日中訪問診療に出ておりましたが、患者さん宅を訪問して車に戻ると、車内はまさにサウナ状態。これが毎日のように続くとなると、体への負担は相当なものです。
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🟠クルマは灼熱のサウナ! 訪問診療あるある
エンジンを切った車内は一瞬で高温に。ドアを開けた瞬間に熱風が押し寄せ、ハンドルすら握れないほどの暑さ。
そんな中で移動を繰り返す私たち医療者も大変ですが、もっと心配なのは、在宅で暮らす高齢の患者さんたちです。
🟡冷房をつけていない高齢者宅、その理由とは?
認知症の方のお宅を訪ねると、冷房がついていないことが少なくありません。
「寒いから」「電気代が高いから」との理由で、真夏でもフリースを着ていたり、長袖を重ね着されていたり…。特に男性に多く見られます。
しかし室温が30度を超える部屋で厚着をして過ごすのは、熱中症のリスクが非常に高くなります。
ご家族やケアスタッフが「クーラーつけましょう」「薄着にしましょう」と優しく声かけをすることが大切です。
🟢「なんか食欲ない」は要注意! 熱中症の初期サイン
外来や訪問診療でも、「なんとなくだるい」「食欲がない」という方が増えています。これは実は、軽度の脱水や熱中症の初期症状であることも。
ご高齢の方は喉の渇きを感じにくく、水分摂取が不足しがち。こまめな水分補給に加え、塩分もしっかりと。
冷たい味噌汁や梅干し、おにぎりなど、夏でも食べやすい工夫を取り入れてみてください。
🔵命を守る三原則:無理しない・冷房を使う・水を飲む
冷房を我慢して体調を崩し、救急搬送・入院…というケースも少なくありません。冷房代よりも、健康を守る方がずっと大切です。
「クーラーつけた?」「今日ちゃんと水飲んだ?」そんな一言が、大切な人を守るきっかけになります。気づいた人が、そっと声をかけてあげましょう。
🟣さいごに:小さな気づきが命を救う
毎日をがんばっている皆さん、暑さに負けず、今日もおつかれさまです。
このブログが、ちょっとでも「気をつけよう」「誰かに声をかけてみよう」と思うきっかけになれば幸いです。
夏はまだ続きます。クーラー・水分・笑顔を忘れずに、元気に乗り切っていきましょう!
ポカリスエットweb movie|はたらく細胞 第11.5話 熱中症〜もしもポカリスエットがあったら〜
↓熱中症をわかりやすく解説されています!!
医者が説明すると難しいことが多いですが、はたらく細胞は見ると理解が進むと思います。
院長 水上潤哉