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これから求められる地域医療のあり方(医師会のお仕事)
本日は木曜日ですが、朝10時より診療を行なっております。
木曜日は医療機関のお休みが多いため、混み合うことがございますので、お時間に余裕を持ってお越しください。
1. 春の陽気と、目のショボショボ😭
春の暖かい日差しが続いていますね。
昨日は、神奈川県医師会の仕事で横浜まで出張してきました。
私は花粉症持ちなのですが、曇り空でも「目のショボショボ感」が出て、さらに目が細くなってしまいました(笑)。
今年も花粉シーズン真っ只中。外来でも目や鼻の症状で来院される方が増えています。
2. 「かかりつけ医」の機能報告制度が始まります
さて、2025年度から「かかりつけ医の機能報告制度」が始まる予定です。
私は相模原市医師会の理事として、日本医師会の連絡協議会に参加し、意見交換をしてきました。
この制度では、都道府県が各地域にどんな診療科があって、どの診療科が足りないのか、外来から訪問診療までの連携状況などを把握し、地域の医療体制を国民にわかりやすく知らせていく仕組みが検討されています。
3. 「どこに行けばいい?」をなくすために
ある医療機関で「その症状はうちでは診られません」と言われたとき、患者さんはどこへ行けばいいのか?
そんな疑問が浮かびます。
私自身は、診療の現場で年齢や症状を理由に診療をお断りすることは基本的にありませんが、全ての医師がそうではありません。
だからこそ、医療機関の受付や医師が「この症状は〇〇科が専門なので、近くだと〇〇医院がいいですよ」と、患者さんにわかりやすく伝えることが重要だと思います。
「たらい回し」にならない医療の仕組みを、地域でどうつくっていくか。そんな議論を、外来や訪問診療の合間に、政策の場でも考えています。
4. お待たせしてしまう日もありますが…
最近は外来が大変混み合い、先日は3〜4時間お待ちになった方もいらっしゃいました。
お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
ただ、こうして現場の声を医師会や市の地域医療政策に届けていくことも、未来のために大切な仕事だと思っています。
これからも橋本・相模原地域の皆さんが安心して医療を受けられるよう、一歩ずつ進めてまいります。
【関連リンク】
・かかりつけ医の機能報告制度(厚労省資料)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192295.html
・花粉症の対策に関する情報(環境省)
https://www.env.go.jp/air/pollen/
医療法人社団はやぶさ
理事長 水上潤哉