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インフルエンザワクチン接種の重要性(10/1〜開始予定)とコロナの現状
2024年:インフルエンザワクチン外来のお知らせはこちら。
日本ワクチン学会によるインフルエンザワクチン接種の見解
主な内容として、2020年からのCOVID-19の影響でインフルエンザの流行が減少していましたが、2022-23期からは徐々に再流行していることが報告されています。
2023-24期のインフルエンザ患者数は大幅に増加し、今期もインフルエンザの流行が予測されるため、特に予防接種の重要性が強調されています。
2024-25期のワクチンは、生後6ヶ月以上の全ての人に接種が推奨されており、特に高齢者や基礎疾患を持つ人々への接種が重要とされています。また、オーストラリアでの流行状況も考慮され、A型株およびB型株に対応する4価ワクチンが用いられる予定です。
さらに、ワクチン接種によって発症や重症化を防ぐ効果が期待されますが、流行株との一致度によって効果が変動する可能性もあるため、引き続き感染予防策も併せて実施する必要があります。
インフルエンザワクチンを接種しても100%防ぐことはできませんが、重症化を予防する効果があります。また、感染してしまっても症状が軽くなることが期待されるため、接種についてはご家族などとご相談の上、予防接種を受けてください。
院長 水上潤哉