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土曜日は午前と夕方に空く傾向があります。「点滴が必要になる前に知っておきたい熱中症対策」
今年の夏は特に暑い日が続いてますね!
全国的に熱中症で病院を訪れる方が増えています。特に内科救急診療の現場では、脱水症や熱中症を疑わせる症状で来院される方が多く、その多くが点滴治療を受けることになります。そこで、今回は熱中症の症状、予防策、そしてどのような状態だと受診した方がよいかについて、わかりやすくお伝えします。
本日土曜日は、午前中は意外と空くことも多いです。
夕方16時以降は皮膚科が空いていますので、受診の際はご参考になさってください。
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#### 熱中症とは?
熱中症とは、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで発生する症状の総称です。主に高温多湿の環境で長時間過ごすことで、体温調節がうまくいかなくなり、さまざまな症状が現れます。軽いものではめまいや立ちくらみ、重症化すると意識障害やけいれん、さらには命に関わることもあります。
熱中症の予防方法
1. **こまめな水分補給**
暑い日には、喉が渇く前に水分を摂取することが大切です。特に汗をかいた場合には、水分だけでなく塩分も一緒に補給することを心がけましょう。スポーツドリンクや塩飴などが効果的です。
2. **直射日光を避ける**
外出時には帽子や日傘を使用して、直射日光を避けるようにしましょう。また、できるだけ日陰を歩くなど、工夫をすることで熱中症のリスクを減らすことができます。
3. **適切な室温管理**
室内でも熱中症は発生します。エアコンや扇風機を活用して、室温を適切に保つようにしましょう。特に高齢者や小さなお子さんがいる家庭では、室温管理が重要です。
4. **無理をしない**
暑い日には、無理な運動や屋外活動を避けることが大切です。体調が少しでも悪いと感じたら、すぐに休むようにしましょう。
東京都熱中症対策ポータルサイト
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#### 受診が必要な症状
熱中症は軽症であれば自宅で対処できることもありますが、以下のような症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診することをおすすめします。
– 強い頭痛や吐き気、嘔吐が続く
– 立っていられない、意識がもうろうとしている
– 大量の汗をかいているにもかかわらず、尿の量が極端に少ない
– けいれんや意識障害が見られる
これらの症状が出た場合、自己判断で様子を見るのは危険です。特に意識障害やけいれんが見られる場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
まとめ
暑さが厳しい日々が続く中、熱中症は誰にでも起こり得る身近な危険です。日々の予防策をしっかりと行い、体調に異変を感じたらすぐに対処することが大切です。皆さんも、無理をせず、暑さ対策をしっかりと行いながら、健康的な夏を過ごしてください。
皆さんの健康管理に少しでも役立つことを願っています。何か心配な症状があれば、遠慮なく当クリニックにご相談ください。
さて、本日は相模原納涼花火大会が行われる予定ですね!
花火だけでなく、MINMIさんなどゲストライブ出演されるようです!
人が集まる暑い中ですので、熱中症対策、コロナ等の感染対策に気をつけて楽しみましょう!
花火と聞いたら、皆さんはどんな曲を思い浮かべますか?
院長 水上潤哉