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保育士さんは感染症の最前線?インフルエンザ陽性でした。
本日は木曜日でしたので、休診の医療機関が多く、午前中から多くの患者さんが受診されていました。
私は午前中、内科外来を担当しておりましたが、2/3以上の方が新規の受診で、ほとんどが発熱など感冒症状での受診でした。
具体的には、
1、数日前からの発熱
2、今日の夜中に発熱
3、喉が痛い
4、鼻水・くしゃみがでる
5、咳や痰がでる
6、筋肉痛、関節痛、だるい
などの症状です。
抗原検査を希望される方、希望されない方、理由はそれぞれですが、検査された方の50%以上がコロナ陽性でした。
周囲の方、ご家族様を含めて、感染対策を十分にとるよう説明し、必要な処方をいたしました。また条件により、症状が重篤な方、重症化リスクのある方には、ゾコーバ®︎、パキロビット®︎、ラゲブリオ®︎などの抗ウイルス薬を処方しています。
また受診された中には、現在子供の間でインフルエンザ陽性の方がいると申告があり、コロナは陰性、インフルエンザA型陽性でした。(画像)
保育所、幼稚園などは子供が感冒症状でも預けれることが多く、その最前線にいうる保育士さんは、マスクをつけられない子供を相手にして、感染にさらされることが多いです。私たちも保育士さんの身を暗示ながら、最適な治療を相談しながら進めていきます。
子供を預けられないと、ご両親はお仕事に行けないでしょうし、一方で感冒症状のまま付けると保育士さんが容易に感染してしまします。この構図をなんとかしないと、医療崩壊のように、保育士さんが休まざるをえず、保育園崩壊につながってしまうかもしれません。治療により一刻も早く快方に向かうことを願っております。
保育所等における新型コロナウイルスへの対応にかかる Q&A(クリック:こども家庭庁の事務連絡内容)
院長 水上潤哉