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コロナ自宅療養の方への往診
訪問診療のご依頼は下記リンク先よりご相談下さい。
本日は午前の外来が大変混み合ってしまいまして申し訳ございませんでした。
午前中だけで、130名近くの受診があり、内科また水上宛の紹介状などをお持ちになられたり、指名で受診された方には大変お待たせをしてしまいました。休憩時間なく、午後の診療を引き続き行うこととなってしまいました。
連日、濃厚接触者や発熱等の新型コロナウイルス感染症を疑う方の受診の問い合わせを多く頂いております。
かかりつけ医のない方からのお問い合わせも頂いておりますが、朝9:30からたえず電話が来る状況で、10時過ぎには40件近くの発熱診療予約枠がいっぱいになっている状況です。
ショッピングモール内の医療機関であるため、買い物のお客様や、皮膚科、感冒症状のない内科等で受診の方への感染対策をふまえ、15-20分間隔で、時間的空間的分離を考慮した上で、最大限検査をしていることをご理解頂ければと思います。
さて、本日外来終了後に往診のお問い合わせを頂いた方へ夜間に往診を行いました。
新型コロナウイルス感染症に罹患、入院加療を行い、隔離期間を終えた後に自宅へ退院された患者様です。
ご高齢ということもあり、退院後にほぼ寝たきり状態となってしまい、食欲低下、下痢等があり、かなり脱水している状況でした。
往診、診察後に点滴加療を行いました。
現在、陽性者の数は目立って減ることはなく、高齢者の陽性者が増えつつあり、重症患者数が増加傾向にあります。
ご高齢の方は重症にならずとも、入院後は体力や身体機能の低下を引き起こすことがあり、今回のように廃用が進行してしまった方への早期の点滴治療、訪問リハビリ等で、入院前までの体力を戻していければと思います。
まだ感染の終わりが見えない中、引き続き感染対策を講じて、日々の生活を送っていただければと思います。
院長 水上潤哉