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往診のため外来不在にしております。
本日外来を不在にすることがあります。
現在、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者はまだまだ多く、中には高齢者など、発熱、呼吸困難などの症状が強くでて入院させなければいけないところ、救急搬送ができない、入院ができないこともしばしばあります。
写真にあるのはパルスオキシメーターで、体の中の酸素の状態を示しますが、SpO2:86%と非常に危険な酸素状態にあることがわかります。
外来のかかりつけ医が夏休みで不在であったり、そもそもかかりつけ医のない方で、保健所しか頼れなかったご相談を、相模原市医師会と保健所が連携して、自宅療養者への往診等で支援を行なっています。
私は医師会の在宅医療の理事という立場から、外来の合間や、夜間に新型コロナウイルス感染症で療養中の方へ往診を行っています。
上記のように呼吸状態が悪化した方には在宅酸素の導入などを行っています。
かなり厳しい状況ではありますが、私たちだけではなく、多くの訪問看護ステーション、訪問薬局(めぐみ薬局アリオ橋本店、上溝店)、在宅酸素業者(山脇酸素)と連携して、なんとか入院までの治療を続けています。
なかなか往診できる医師が少ないので、私自身の外来を削り、夜間に往診を行っていますが、そのような状況のため、外来予定表の通りいないことがあります。
私以外の内科、皮膚科の医師も信頼できる先生方ですので、どうぞご相談ください。
私も何時に戻れるか目処がつかないこともありますので、待つことなく、他の先生の写真をご検討ください。
ご協力のほど宜しくお願い致します。
院長 水上潤哉