発熱外来の診療につきまして

発熱外来の予約、電話が通じにくく、大変ご迷惑をおかけしております。

現在の医療機関の状況をお伝えするために、引き続き記載していきます。

月曜日午前は、私が総合相模更生病院で外来のために休診しております。

みずじゅんクリニックは午後3時〜7時までの診療ですが、約120名の内科皮膚科の診療を行いながら、37件のPCR検査を行いました。

陽性者:22名/37件(陽性率59%)

半日の診療の中で、可能な限り時間的空間的に、他の患者様との接触を避けながら診療を行なっております。そのような状況ですので、限られた件数しかPCR検査を行えず大変申し訳ございません。

かかりつけや近隣の内科小児科で検査をしてもらえないと多くの電話、相談の声を頂いており、できる限りの検査を行なっております。しかしながら、予約が一杯の場合、当院かかりつけの患者様も検査ができない状況になっており、予約をされた方には無断でキャンセルされることのないようにお願い致します。

限りある医療資源の提供のため、ご協力をお願い致します。

また、症状が軽微で、お車で来院される場合は、唾液によるPCR検査を車内でとっていただくことも可能です。そのような場合には予約をとりやすくなりますので、お問い合わせの際にご相談頂ければと思います。

引き続き、発熱外来の問い合わせが、夜中も1日中、電話やホームページの問い合わせを頂いている状況で、診療時間中に関しては不在着信が500件以上あり、皆様からの電話に対応できない状況になっております。

PCR検査の予約については、9時以降の電話のみとさせていただいております。事前予約は行っておらず、当日の症状のある方を優先して予約をとっております。申し訳ございませんがご了承頂きますようお願い致します。

可能な限り検査体制を拡大して、PCR検査を施行しておりますが、ショッピングモールや診療所の構造上、無制限に行うことはできません。

電話のつながらなかった方、検査を受けられなかった方に心よりお詫び申し上げます。可能な限り、スタッフの感染を防ぎ、通常診療も並行して行っていく次第です。

昨夜もコロナウイルス感染症で自宅療養をされている患者様への在宅酸素設置のための往診を行いました。

残念ながら血中酸素飽和度(SpO2:88%)まで下がっていたため、本来は酸素投与の上、入院治療が必要な状態ですが、市内での入院が困難な状況です。

市内の訪問看護師、酸素業者に私の外来診療中にあらかじめ訪問していただき、状態確認、酸素設置をしていただき、外来終了後の夜間に自宅へ赴き、診療を行いました。

幸い、酸素投与後にSpO2:97%まで上昇し、とりあえずの治療は間に合いました。なんとか入院まで、良い状態を保って頂きたいと願っております。

日中に関しましても、上記の状況のため、水上が外来を不在にすることがでてきました。内科、皮膚科ともに診療がなくなるわけではないため、私が不在であっても、内科診療、皮膚科診療は受けられますのでそのまま受診なさってください。

中には私が戻られるまで待つ！と言われる方もいらっしゃいますし、一度帰宅されて、午後に再度お越しになった方もいらっしゃいました。大変ありがたく思う一方で、また申し訳なく思います。

相模原市では、市役所、保健所、相模原市医師会などが協力して、自宅で療養されている方の支援を行なっております。

コロナウイルス感染症に対して、発熱外来や自宅療養患者への往診を行える医師が非常に少なく、私自身が動かざるを得ない状況があります。

お待ちいただくのは大変嬉しく思いますが、他の医師も私が信頼をおいておりますので、どうぞ遠慮なく色々とお話してみてください。

私自身も感染に気をつけつつ、自分が患者さんにできることを今後も行なって参ります。

ホームページ、Twitter、Instagramなど、多くの媒体で、診療や往診等への応援のメッセージをたくさん頂いております。

皆様の一言一言に励まされております。職員一同、皆様のお心遣いに感謝申し上げます。今後も皆様にとりまして、安心して相談できる医療機関でありたいと思います。

みずじゅんクリニック　院長　水上潤哉