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🚗訪問診療を支える「横山Kizunaパーキング」〜地域の力で医療を届ける〜
はじめに:車で向かう訪問診療の現場
訪問診療は、患者さんのご自宅へ直接伺う医療です。
私たちは車で移動し、診察道具や血液検査のセット、外科処置用の器具まで、多くの道具を積んでいます。いわば「動く診療所」。
ですが、実際に現場へ行くと必ず直面する問題があります。それが 駐車場の確保 です。
駐車場問題はいつも頭を悩ませる
ご自宅に駐車スペースをお持ちの方もいらっしゃいますが、その多くはご自身の車用。私たちが臨時で止められる場所は限られています。
そのため、近隣のコインパーキングを探したり、時にはやむを得ず道路に停車せざるを得ないこともあります。地域に医療を届けるには、こうした課題との戦いも日常の一部なのです。
地域の支援:横山地域包括支援センターの取り組み
そんな私たちの「移動の困りごと」を支えてくださるのが、地域包括支援センター です。
横山地域包括支援センターでは、地域の事業所や関係者に掛け合い、訪問医療や介護に携わる人たちがスムーズに動けるよう支援してくださっています。こうした存在は、まさに地域医療の縁の下の力持ちです。
横山Kizunaパーキングの仕組み
その中でも特にありがたいのが「横山Kizunaパーキング」。これは、地域の事業所や関係者のご協力により、一時的に駐車スペースを利用できる仕組みです。
ほんの短い時間でも止められる場所があることで、私たちは落ち着いて診療に集中でき、患者さんのもとへ安心して伺うことができます。
地域の絆が医療を支える
訪問診療は「医師や看護師が患者さんを支える」だけでは成り立ちません。地域の絆が、医療を後押ししている のです。
Kizunaパーキングのような制度があることで、私たちはより安心して移動でき、患者さんに笑顔を届けることができます。
こうした取り組みを知っていただき、地域包括支援センターの活動や、地域医療を支えるのに色々な職種の方が携わっているので、少しでも関心を持っていただければ幸いです。
おわりに
医療はチームで、そして地域でつくるものです。
診療の裏側には、駐車場のような小さな問題を解決する工夫や支えがあり、それが患者さんの健康へとつながっています。
横山Kizunaパーキングのような取り組みを、これからも一緒に応援していきましょう。
一緒にこうした地域医療を訪問診療で支えてみませんか?看護師、相談員、運転手さんを募集しています!
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医療法人社団はやぶさ
理事長 水上潤哉
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