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(ワクチン情報第二弾)インフルエンザ予防のポイントとワクチンについてのQ&A
インフルエンザ予防のポイントと、ワクチンについてのQ&A
昨日はインフルエンザワクチン接種の重要性についてお話しましたが、今日は具体的な予防策についてお伝えしたいと思います。
1.手洗い・うがいの徹底 :
基本中の基本ですが、手洗いやうがいをすることで、ウイルスの体内への侵入を防ぐことができます。特に外出後や食事前には、しっかりと行うようにしましょう。
2.バランスの取れた食事 :
免疫力を高めるためには、バランスの取れた食事が大切です。特に秋は、さつまいもやキノコ類が旬を迎え、体に必要な栄養素を補給するのに最適です。
3.適度な運動 :
急に寒くなりがちなこの時期、体を温めるためにも軽い運動を日常に取り入れましょう。散歩やストレッチがおすすめです。
インフルエンザワクチン接種についてのホームページはこちら!
Q&Aコーナー
Q: インフルエンザワクチンを接種すると、100%予防できるのですか?
A: 残念ながら、ワクチンを接種しても100%防ぐことはできませんが、重症化を予防する効果があります。また、感染してしまっても症状が軽くなることが期待されています。
Q: 子供でも接種しても大丈夫ですか?
A: はい、特に小さなお子様や高齢者は重症化しやすいため、接種をおすすめしています。ご不安な場合は、事前にご相談ください。
厚生労働省の今年のワクチン供給の見込みについてはこちらをご確認ください。
要約しますと、2024/25シーズンに向けた季節性インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの供給計画が説明されています。
まず、2024/25シーズンにおけるインフルエンザワクチンの供給量は、約2,734万本と予測されており、これまでの平均使用量を上回るため、安定した供給が見込まれています。
新型コロナワクチンについては、2024年秋以降に定期接種が予定されており、こちらも約3,224万回分の供給が予定されています。
また、インフルエンザワクチンの効率的な使用が推奨され、特に13歳以上の人には原則1回の接種が推奨されています。さらに、ワクチンの製造株についても、WHOの推奨に基づいた株が使用され、A型およびB型のウイルスに対応する4価ワクチンが導入されます。
新型コロナワクチンに関しては、XBB系統からJN.1系統およびその下位系統に対応した株が採用される予定で、これに基づいた供給と接種が進められる計画です。
院長 水上潤哉