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肥満症、2型糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの新しい治療について。昨日北里大学・宮塚教授のご講演を拝聴いたしました。本日皮膚科、午後内科は比較的空いていると思います。
昨日は相模原市医師会の学術講演会がありました。私も医師会理事で学術担当をしておりますので、企画に関わっております。
北里大学・内分泌代謝内科主任教授:宮塚 健先生にご講演いただきました。(クリックで教室ホームページへ)
web講演で開催し、医師会員の多くが参加し、現在の2型糖尿病治療、甲状腺疾患への対応、肥満症の治療・外科的治療の現状、今後の治療に向けての基礎研究内容について発表いただき、大変勉強になりました。
当院でも、2型糖尿病、インスリン治療を受けられている方、甲状腺疾患:バセドウ病、橋本病の方も通院されており、悪化した場合には紹介受診を受けていただけるとのことで大変安心致しました。
発熱、喉の痛みと、いわゆる「かぜ症状」で受診される方の中に、亜急性甲状腺炎という一過性の甲状腺異常をきたす病気の方が、年に数人ですが当院でも見られます。
「かぜ」の診断は、実はいろいろな疾患が稀にあるので、治らない場合はしっかりと血液検査、レントゲン検査など、私たちから勧める場合はありますので、しっかりと検査を受けられると良いと思います。
さて、講演内容に関連しまして、
昨今、美容・ダイエット等で話題にもなっているGLP-1注射製剤ですが、2型糖尿病患者さんへの在庫が間に合わず、処方ができない事態となっています(クリックでYahoo!ニュースへ)。今後、国としてどのような規制などがかかっていくのか注目です。
今回、新しい肥満治療薬として注射製剤ができました。(クリックでYahoo!ニュースへ)
BMI=35とありますが、その際の体重は、体重=35x身長(m)x身長(m)となります。
例えば、
身長:150cm、160cm, 170cm, 180cmの場合、
体重:78.75kg, 89.6kg, 101.15kg, 113.4kgとなります。
上記に該当し、2型糖尿病、高血圧症、脂質異常症などを合併する場合は保険適応となるようです。
本日木曜日ですが、皮膚科は全般的に待ち時間が30分以下のことが多く、比較的空いている曜日になります。
午前の内科は発熱患者さんを含めて、やや混雑することが多いです。
午後の内科は夕方16時以降は空いていることが多いです。
受診の際はお気をつけてお越しください。
院長:水上潤哉