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本日日曜日、朝10時より診療しております。皮膚科は午後待ち時間が短いです。乳幼児の発熱はなるべくメディカルセンターの受診をお願いいたします。
暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
内科では相変わらず、コロナ陽性者が連日30人を超え、インフルエンザA型が陽性になる方も数人います。検査を受けられた多くの方が軽症であることが何よりです。
ただ半数以上の方が検査を希望されていないため、診断がついていませんが「かぜ」として治療していることが多いです。コロナ、インフルエンザは周囲の人で感染しやすく、気づいたら家族皆が熱が出始めて、、、という受診が多いです。初めにかぜを引いた方が治る頃に、他の方が発症して、家庭全体で見れば数週間かぜを誰かがひいている。そんな感じです。
検査は希望によるので、受けなくても問題ありませんが、ご自宅での感染対策を十分になさってください。
もし診断が付いた場合、
インフルエンザであれば抗ウイルス薬(多種あり)、
新型コロナウイルス感染症である場合は、ゾコーバ錠®︎、パキロビット錠®︎、ラゲブリオカプセル®︎を年齢、状態等により投薬することが可能です。これらの薬は内服しなかった場合と比べて症状が軽くなる方が多い一方で、新薬のため、長期的な副作用が不明な点があります。
61歳以上の方、39-40度近くの高熱で自宅療養が厳しそうな方、コロナ後遺症になるべくなりたくない方(ワクチン未接種の方)、家族へ感染させたくない方(年配の方がいる、がんなど免疫抑制の方がいる)、初めからご希望のある方、色々な方がいらっしゃいますが、妊娠中は不可であったり、飲み合わせなどによりダメであったり、条件がありますので、当院での検査後陽性となった場合にご相談ください。
さて、土日は小児の方の発熱受診も多く見られます。皮膚科でかかりつけである方はカルテもありますし、まずはご相談ください。新規の方につきましては、いつもかぜをひくと近隣で同じ薬を飲むと良くなる。そういった軽症であれば特に問題ありません。
0-4歳程度の乳幼児で、本人がはっきりと症状を言えない、39-40度の発熱でかなりぐったりしている、食事が取れていない。
こういった症状の方はメディカルセンターの小児科の受診をおすすめします。
小児科を標榜していないのは、小児科の医師がいないためです。内科医師の対応となりますので、診察の結果、あらためてメディカルセンター(小児科)への受診をお願いする場合があります。相模原市内では、二次救急病院(小児科)への受診はメディカルセンター小児科からの紹介受診が基本なので、当院の判断では受け入れてもらえないことが多いからです。
診察しないことはありませんが、二度受診する可能性があることはあらかじめご了承ください。
また日曜祝日は診療している医療機関がほとんどないため、大変混み合います。救急対応等が必要な方が受診されたり、2時間以上お待ちになることも時にありますので、時間に余裕のない方はメディカルセンターの受診なども、状態とご都合に合わせてご検討ください。
なるべく多くの方を診療できるよう内科1診、皮膚科2診の3名体制で診療を行なっております。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
院長 水上潤哉