ブログ

投稿日:2021.08.27
相模原のコロナウイルス自宅療養者への訪問診療
かかりつけの皆様、受診される方へ
新型コロナウイルス感染症の患者さんが非常に増加しています。
以前から、当院でも発熱やのどの痛みなどで、コロナウイルスの抗原検査やPCR検査を受けない方々へ注意喚起をしていましたが、現在子供たちからの家庭内感染も問題になっています。
0歳での陽性者も当院では診断していますが、重症になっている未成年者には幸いにも遭遇していません。おそらく軽症で過ごされていると思います。
しかしながら、そのご両親など、20-60代の陽性者の方で、発症1週間後に咳き込み、息苦しさがあらわれ、重症となる方が増えてきています。
特に喘息や免疫抑制薬の使用など、リスク因子の病気や既往歴などを持たない方で、酸素投与が必要な方が増えています。残念ながら神奈川県内でも入院が厳しくなってきています。
保健所からの要請を受けて、日中夜間問わず、自宅療養をされている方への往診も必要となり、昨夜も深夜に往診を行いました。
本日までで10名以上の方へ在宅酸素を設置し、副腎皮質ホルモン(ステロイド)等による治療を自宅で開始しています。
私たち医療従事者の誰かがやらねばならないことだと思っています。
私をはじめ、相模原市医師会は保健所や市と連絡を取り合い、自宅療養をされている市民への支援を行なっていきます。
私が外来担当日も状況により往診対応で不在にすることが出てきました。
外来を受診される方へ
診療カレンダーでは、水上が担当の曜日がありますが、緊急往診のため不在となることがあります。
内科、皮膚科の医師はそれぞれ診療を行なっておりますで、ご理解のほど宜しくお願い致します。
院長 水上潤哉