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多汗症(汗をかきすぎる)のご相談は医療機関へ
みずじゅんクリニックです。
気温がだいぶ上がってきております。
4月後半に入って多汗症(汗)でのご受診増えております。
多汗症は、汗の量が非常に多いため日常生活に支障※が出ている状態を指します。
※特に定義は無いので「困っている」と感じていれば、保険診療可能です。
多汗症は原因によって「続発性」と「原発性」に分けられます。
「続発性」は病気等によって汗が多い場合、「原発性」は直接的な原因がない場合に該当します。
みずじゅんクリニックにおいては、このどちらにも対応しております。基本的には汗の相談を受けた場合は皮膚科へのご案内となりますが、「続発性」が疑われるようなケース(=何らかの病気等の症状可能性がある。)においては内科と連携して診療致します。
治療に関して
一昔前は多汗症の治療は注射や自費の薬剤を用いるといった選択肢に限られておりましたが、2020年以降に保険適応となる「エクロックゲル」「ラピフォートワイプ」「アポハイドローション」という外用薬が3種類発売されており、みずじゅんクリニックでは症状に応じて処方を行っております。
処方に際して特別な検査は不要で、医師の診断があれば処方可能となり、効果が良好なことを確認できれば長めにお出しすることもできます。
さいごに
各種の調査で多汗症(特に手汗)が日常生活に与えるネガティブな影響は様々な皮膚疾患の中でも最上位になっており、学生年代においてはテストの際に紙が濡れてしまうため、進路や将来に影響するような事態も起こっています。周囲に汗で悩んでいる方がいたら、先ずは最寄りの皮膚科に早々に相談してください。
みずじゅんクリニックにおいては予約制を敷いておりませんので、いつでも診療可能です。